浅倉紙業株式会社 (ショールーム 紙あさくら)のブログ

−石川県金沢市、創業1897年の和紙専門店−

2017年08月

ツートンカラー(ベージュ・ブラウン)で仕上げた結納水引リメイク品

「白を基調とした空間にカーテンやクロスは黄緑色、家具は茶系でまとめられたインテリア」、
「そんなお部屋に合う色にしたい」とお考えのN様から、結納水引リメイクパネルをご依頼頂きました。
※弊社の結納水引リメイクとは?: 様々な想いが込められた結納品についている水引飾りを用いて、日常的に愛でる事の出来るアートパネルや額装にお仕立てしています。

完成したN様オリジナルのリメイクパネルがこちら。
ツートンカラー(東京都N様の結納水引飾りリメイクパネル) (1)ツートンカラー(東京都N様の結納水引飾りリメイクパネル) (2)
※寸法:W700mm×H200mm×T19mm
※上写真の様に、1枚のパネルで水引のレイアウトを自由におこなえます。


パネル本体は漆染め楮紙(茶系)と、ベージュ色の楮紙の組合せ。
「黄緑をデザインに取り入れたい」とお話頂いていたので、金箔の一部に明るいグリーン系のカラー箔を取り入れました。

水引飾りは、パネル内であれば自由に位置変え・脱着が可能なマグネット取り付けタイプになっています。日常使いではシンプルに。記念日やお正月にはフルに水引を入れて豪華に。1枚のパネルで、様々なレイアウトを楽しめる事が喜ばれています。

ツートンカラー(東京都N様の結納水引飾りリメイクパネル) (3)ツートンカラー(東京都N様の結納水引飾りリメイクパネル) (4)
※手画きで一つずつ入れるラメ入り樹脂ライン。
※水引を全て取り外しても、アートパネルとしてお使い頂けます。


横に走るラインが盛りあがっており、平面になりがちな和紙に変化が生まれています。
日中の自然光ではシャープに、夜間は照明で暖かみのある印象と、様々な表情をみせてくれるリメイクパネルに仕上がりました。


弊社ウェブサイトでは、これまでの制作事例の一部をご紹介しています。
一覧で見やすくなっておりますので、こちらもどうぞご覧ください。

そのほか、結納水引リメイク品についてのご質問が御座いましたら、
どの様な事でもお気軽にお問合せ下さいませ。



「結納品の水引飾りを素敵なインテリアアイテムにリメイクしませんか?」

ご要望やお持ちの水引飾りに合わせた完全オーダーメイドのリメイク品を製作致します。
結納水引リメイクの専用ページで、リメイク品の特徴やこれまでの製作事例をご覧頂けます。

お問合せはフォーム、お電話、FAXからお気軽にどうぞ!

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カタログ掲載の創作和紙が入荷しました(オンラインショップより)

お客様から「カタログ掲載の創作和紙を、ネットで購入出来るようにして欲しい」との声を受けまして、本日カタログ掲載品の中から6点新入荷致しました。
※オンラインショップWashiあさくらはこちらから

主にどんな用途でつかうの?
アートパネル、タペストリーなどの壁掛インテリアにすることで、手軽に自分好みの空間作りを楽しんで頂けます。とくに最近では、ファブリックパネルのように自作される方や、作品作りの材料用としてのご注文が増えています。


■創作デザイン和紙(カタログ掲載品)(商品番号:as-g)
「両サイドからの赤系グラデーション染めに、白い刷毛目を入れた創作和紙。好みのサイズにカットして使用する事も出来るデザイン」
2017年8月新入荷創作和紙(Washiあさくらカタログ掲載品) (1)2017年8月新入荷創作和紙(Washiあさくらカタログ掲載品) (2)

■創作デザイン和紙(カタログ掲載品)(商品番号:as-no5)
「薄墨、濃墨の刷毛目で花のモチーフを画き、金粉を流れにそってあしらいました。」
2017年8月新入荷創作和紙(Washiあさくらカタログ掲載品) (3)2017年8月新入荷創作和紙(Washiあさくらカタログ掲載品) (4)

■創作デザイン和紙(カタログ掲載品)(商品番号:as-no10)
「丸く無地の部分を残して染色し、優しく暖かな印象を感じさせてくれる桜デザインの創作和紙」
2017年8月新入荷創作和紙(Washiあさくらカタログ掲載品) (5)2017年8月新入荷創作和紙(Washiあさくらカタログ掲載品) (6)

■創作デザイン和紙(カタログ掲載品)(商品番号:as-no11)
「一つずつ異なる模様の五彩箔を使った創作和紙。シンプルでありながら、動きのあるデザインは空間に彩を与えてくれます」
2017年8月新入荷創作和紙(Washiあさくらカタログ掲載品) (7)2017年8月新入荷創作和紙(Washiあさくらカタログ掲載品) (8)

■創作デザイン和紙(カタログ掲載品)(商品番号:as-no12)
「特徴的な模様を持つ五彩箔、ラメ入り樹脂ラインのデザイン。黒の背景でシックな印象の創作和紙」
2017年8月新入荷創作和紙(Washiあさくらカタログ掲載品) (9)2017年8月新入荷創作和紙(Washiあさくらカタログ掲載品) (10)

■創作デザイン和紙(カタログ掲載品)(商品番号:as-no17)
「特徴的な模様の五彩箔に、勢いや動きを感じさせる金樹脂ラインの創作和紙」
2017年8月新入荷創作和紙(Washiあさくらカタログ掲載品) (11)2017年8月新入荷創作和紙(Washiあさくらカタログ掲載品) (12)



Washiあさくらカタログについて
Washiあさくらの創作和紙カタログ(全13ページ)と、オンラインショップ内で販売されている
創作和紙・染色和紙の和紙素材サンプル(無地)をお送りしております。

光を透かせた際の表情や、手触り感、厚みを直接確認したい場合にご利用下さいませ。
詳しくは、こちらをご覧下さい。
和紙素材サンプル請求
オンラインショップWashiあさくら

そのほか弊社では、特注サイズ・デザインの創作和紙や、アートパネルなどを企画製作しております。
商品に関してご質問やご要望が御座いましたらお気軽にお問合せ下さい。



「オンラインショップ限定!届いてすぐに飾れるアートパネル加工サービス」
オンラインショップ内でお選び頂いた和紙を壁面パネルに加工するサービスを行っております。
(詳しくはこちらの商品ページをご覧下さい)
ご自宅や店舗の空間演出としてオススメです。

お問合せはフォームからお気軽にどうぞ!
お電話・Faxでも受け付けております。


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五箇山和紙の楮(こうぞ)芽かき体験にいってきました

先日、五箇山和紙(富山県)のイベントがあったので行ってきました。
今回楽しみにしていたのは、和紙原料の楮(こうぞ)畑で余分な芽を摘む「芽かき」体験。
その時の写真を交えながらご紹介したいと思います。

「楮100%!育てる所から行うこだわりの和紙」
五箇山和紙の楮(こうぞ)芽かき体験 (4)
庄川を望む1.5ヘクタールの広い畑。
ここは雪晒しを始めとした昔ながらの技法にこだわり、耐久性に優れた和紙を作り続けている「悠久紙」の楮畑です。1.5ヘクタールは、50mプール12個分くらいの広さと言い換えると、その広さにビックリしますね。※50m×25m=1250平方メートル。1.5ヘクタールが15,000平方メートルなので12個分。

和紙産地の多くが県外や海外の原料を使用している中、原料の楮、トロロアオイ(ねり)を自家栽培して和紙を漉いている所は、日本でわずか3件ほど。その中でも悠久紙の楮畑の広さは群を抜いているそうです。

化学薬品を一切使わず、手間と愛情を込めて漉かれる悠久紙は、重要無形文化財の修理修復、海外の絵画修復用としても輸出されるなど、高い品質が国内外問わず評価されています。


「いよいよ芽かき体験スタート!」
五箇山和紙の楮(こうぞ)芽かき体験 (摘み取り体験中)五箇山和紙の楮(こうぞ)芽かき体験 (楮の葉)
伸びて見えているのが楮の植物です。この時期が一番成長し1ヶ月で約30cm以上伸びるそうです。

楮の葉を見ると、とても面白い形をしていますね。
楮と言っても何種類かあり、葉っぱの形や栽培のし易さ、仕上がりの紙質が異なります。
※楮の種類:赤楮(あかそ)、青楮(あおそ)、要楮(かなめ)、手折楮(たおり)、黒構(くろかじ)、高構(たかかじ)などがあります。

五箇山和紙の楮(こうぞ)芽かき体験 (摘み取る前)五箇山和紙の楮(こうぞ)芽かき体験 (摘み取り後)
写真のような余分な芽が出ているのを摘み取っていきます。
ある程度の大きさまでは手で摘み取る事が出来ます。

五箇山和紙の楮(こうぞ)芽かき体験 (太く成長した芽)
これくらい大きく成長してしまった場合は、剪定ハサミを使ってカットしていきます。

1.5ヘクタールの広さにある楮すべてに行うのだけでも気が遠くなりますが、摘み取っても新しい芽は2〜3日もすれば出てくるようです。


「なぜ芽かきをおこなうの?」
和紙の原料となる部分は、外皮の下 にある柔らかな内皮(靭皮)。
もし途中で不要な芽が出て成長してしまうと節が出来て、その部分は和紙として使えません。
そのため早めに摘み取る必要があるのです。
また、手入れ行った楮は栄養が行き届き、太くしっかりと育つそうです。

ここで皆さんに質問です。和紙の原料からどれくらいの和紙が出来るでしょうか
正解は、たったの4〜5%。
原料の傷や節が出来てしまった部分などを取り除く「塵取り」をした後の数値です。
だからこそ出来るだけ多くの使える部分を残す為、芽かきは重要な作業の一つなのです。

余談ですが、洋紙に使われている木材パルプの場合は、原料に対して90〜95%。純度の高い化学パルプの場合は50%程が残るそうです。強靭な繊維を持ち、耐久性の高い和紙の貴重さが分かります。


「その他にも、色んなことから楮を守らなければならない」
・雑草
雑草が増えてくると楮は枯れてしまいます。
そこで雑草取りも定期的に行う必要があります。

・鹿
新芽を食べてしまい、楮が枯れてしまう事もある鹿の被害。
電気柵を設けてから被害はゼロになったそうです。

・害虫
普段は雑草を食べる害虫が、楮の葉を食べる事があります。
そのままにしていると、下の写真の様に全て食べつくされてしまうため、
必要に応じて専用の薬剤を散布しているそうです。
※線のように見えているのは電気柵の一部
五箇山和紙の楮(こうぞ)芽かき体験 (葉を食べられた楮)五箇山和紙の楮(こうぞ)芽かき体験 (葉を食べられた楮アップ)


「実際に体験する事で高まる価値」
五箇山和紙の楮(こうぞ)芽かき体験 (カエル)
※なぜかカエルが多かった!

普段から和紙に触れていて工程を知っていても、それはごく一部でした。
雑草取り、芽かきなどを何度も行ってようやく和紙の原料になるのを知る事で、1枚の和紙が輝いて見えてきました。

悠久紙をつくる東中江和紙加工生産組合では14年前から、インターンシップで学生たちを受け入れて、楮の手入れの場を提供しています。そうやって少しでも日本の和紙に触れる機会を設ける事で、
「若者に楮100%和紙の魅力と、手作りの価値を伝えていきたい」と宮本 友信さん(組合長)はお話されていました。

今後も同様のイベントが開催予定との事なので、ご興味のある方は参加をご検討されてみてはいかがでしょうか。

「五箇山 元気な里山」協議会のFacebookページ」

「自家栽培の楮100%で漉く五箇山 悠久紙のホームページ」


☆こちらも合わせてご覧下さい☆

「悠久紙(五箇山和紙)の冬の風物詩「雪晒し」の現場見学に行ってきました」
五箇山和紙の冬の風物詩「雪晒し」のイベントに参加した際のブログ記事。
薬品を使用せず天然の漂白作用で、白く美しい和紙に仕上げる体験をしてきました。

「悠久紙(五箇山和紙)の楮蒸し・楮はぎ見学体験に行ってきました」
悠久紙の原料となる地元でとれた楮の原木を蒸して、皮をむく作業を見学体験してきました。
楮を蒸すと、芋を蒸したような香りがするんですよ( ^ω^ )


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